EDMブームの功労者 スウェーデン出身DJ、アヴィーチーが28歳の若さで死去

訃報

2018/4/20 (FRI) 20:30

再生回数が3億を超すアヴィーチーの代表曲。エタ・ジェイムズの「Something's Got a Hold on Me」を大胆にサンプリングしている

 ティム・バーグ(Tim Berg)やトム・ハングス(Tom Hangs)の名でも活躍したスウェーデン出身のDJで音楽プロデューサーのアヴィーチー(Avicii)ことティム・バークリング(Tim Bergling)が、4月20日に28歳で死去した。遺体はオマーンで発見されたが死因は明らかになっていない。2016年に体調不良を理由に26歳の若さで引退するも、昨年8月に復帰したばかりだった。

 現在に至るまでのEDMブームの功労者として高い評価を得ていたアヴィーチーは、1989年9月8日生まれ。母親が女優で裕福な家庭だったこともあり、幼い頃よりさまざまな楽器に触れて育ち、高校卒業後から本格的に音楽制作ソフトを使用したリミックス作品をウェブで発表。2010年にすでに第一線で活躍していた同じくスウェーデン出身DJのジョン・ダールバック(John Dahlback)と制作した「Don't Hold Back」で一躍その名を世界に広めると、翌年にはデヴィッド・ゲッタ(David Guetta)との「Sunshine」が「グラミー賞(Grammy Awads)」にノミネートされた他、シングル「Levels」が世界中で大ヒット。その後、ギタリストのレニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)との「Superlove」や、英ロックバンドのチェリー・ゴースト(Cherry Ghost)でボーカルを務めるサイモン・オルドレッド(Simon Aldred)をフィーチャーした「Waiting For Love」、ソウルシンガーのアロー・ブラック(Aloe Blacc)を迎えた「Wake Me Up」、カントリー調の「Hey Brother」など、ジャンルの垣根を超えた唯一無二の楽曲を数多く生み出すヒットメーカーとしてEDM界をけん引するも、13年から体調不良を訴えていた。

 来日公演は単独含め13年、14年、15年と決まっていたものの、すべて体調不良などを理由にキャンセル。活動休止発表後の16年6月に待望の初来日公演が行われたが、これが最初で最後の来日公演となった。

 アヴィーチーの楽曲はランウエイのショーBGMに使用されることも多かった他、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」はコマーシャルムービーの楽曲をアヴィーチーに依頼するだけでなく、モデルとしても起用していた。

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