イタリアのアマゾン従業員がストライキ ブラックフライデー当日に

企業動向セール

2017/11/24 (FRI) 04:00

 労働組合FIST CISLによると、イタリアのエミリア・ロマーニャ州ピアチェンツァ県カステル・サン・ジョヴァンニにあるアマゾン(AMAZON)の配送と物流の工場の従業員が長時間労働と低賃金を訴え、11月24日、ストライキをするという。同日は感謝祭翌日で、欧米では多くの小売企業がセールを開始する、ブラックフライデーと呼ばれる年内最大の商戦日だ。

 約30%の従業員が参加する予定で、同労働組合も工場の外で従業員支持を表明するデモを組織する計画だ。「われわれはこの2年、アマゾンと交渉してきたが、アマゾンはリクエストを受け付けもしなければ、解決方法も提示しなかった」と同労働組合ピアチェンツァ支部のフランチェスカ・ベネデッティ(Francesca Benedetti)=ジェネラルセクタリー。「健康や安全面についての問題改善や賃上げを交渉するのにいいタイミングだ。大衆の意識を上げるためにも必要なことだ」と語った。なお、週明けには、ECサイトの多くがホリデーシーズンのセールを開始するサイバーマンデーが控えている。

 ベネデッティ=ジェネラルセクタリーによると、同工場の1800人の従業員のうち90%が週40時間の労働、平均月給1250ユーロ(約16万円)で恒久的に契約しているという。「われわれは生産目標の達成によって給与が変わる制度の導入を求めている」。アマゾンは7〜9月期の決算は前年同期比34%増の437億ドル(約4兆8900億円)だった。

 「われわれはブラックフライデーとその後数日の配送スケジュールに重点を置いており、常に従業員との継続的な対話や協力体制の構築にも真剣に取り組んでいる」とアマゾン。同社はまた、給与は物流業界の中では劣るものではなく、割引や企業健康保険、4年のトレーニングプログラムなど、福利厚生も充実させていると説明した。

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