パルコは7月11日からスタートする「パルコ グランバザール」CMで、劇作家の三谷幸喜とコラボレーションする。8月に上演を控える伝統芸能の文楽の新作「人形ぎらい」とタイアップ。CM内では名手吉田一輔(いちすけ)氏の操る本物の文楽人形がスケートボードで街中を駆け巡る。三谷さんは「『人形ぎらい』の中でも主人公の陀羅助(だらすけ)がスケボーに乗るシーンがあるが、文楽は現代で見てもカッコイイ!ぜひ文楽も見に来てほしい」と語った。「パルコグランバザール」は7月11〜21日、全国の15館のパルコで実施する。
CMでは文楽の次代を担う人形遣いの吉田一輔さんら3人の人形遣いの巧みなテクニックで、文楽人形が踊るようにスケボーを乗りこなした。撮影には3Dガウシアンスプラフティング(GAUSSIAN SPLATTING)と呼ばれる最先端の3D撮影技術を導入した。
三谷幸喜による新作文楽「人形ぎらい」は、モリエールの名作「人間嫌い」がモチーフ。万年憎まれ役で脇役の人形、陀羅助(だらすけ)を主人公に、さまざまな人形たちの群像喜劇になる。8月16〜28日にパルコ劇場で上演する。価格は土日が1万1000円、平日が1万円。U30チケットは6000円になる。
■三谷文楽「人形ぎらい」
日程:8月16〜28日
場所:PARCO劇場(渋谷パルコ8F)
チケット料金:土日1万1000円、平日1万円/U30 6000円(全席指定)