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スマート体型がサカゼンで買い物⁉︎ エディターズレターバックナンバー

※この記事は2019年7月16日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

スマート体型がサカゼンで買い物⁉︎

 舞台は伊勢丹新宿本店メンズ館。モードのメッカではありますが、その中では比較的地味な印象の7階、ビッグサイズフロアのお話をさせていただこうと思います。

 ビッグサイズフロア、正直、無縁です。身長166cmという“リリパッド族”の僕には、正直敷居も高く、改装後のメンズ館は上層階も面白くなりましたが、それでもこのフロアはスルーでした。しかし、それでも売り場があったということは、僕とは正反対の、ロイヤリティーの高いお客さんもいらっしゃるということ。実際ビッグサイズは外商の次くらいに、特定のお客様に強く強く愛されているフロアであり、ビジネスなんだそうです。

 聞くと、彼は普通体型ながらビッグサイズフロアで洋服を買い、昨今のオーバーサイズブームを楽しんでいるというのです。

 マジで⁉︎斬新!

 いや、僕だってこのブームにはハマっていて、最近買うのは“リリパッド族”ながらMやLサイズも多数。「ユニクロ(UNIQLO)」と「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」のコラボでは3XLのポロシャツをポチりましたが、ビッグサイズフロアまでは考えが及びませんでした。さすが伊勢丹バイヤー。自店を上手に使ってらっしゃる(笑)。

 「コレは面白い」と思って翌日、たまたま通りかかったサカゼンで店員さんに話を聞いてみると、「Tシャツやポロシャツは、細い人も買っていきますよ。今、流行ってるんですよね?」と言います。あ、みんなやってんのね。早っ!

 消費者の創意工夫、素晴らしいですね。この話を聞いて、改めて「ヤングとか、ミセスとか分ける売り場って、もうダメなんだろうな」とか「精度の高い計測が、オールマイティーでもないんだろうな」と思ったのでした。

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