ファッション

渋谷パルコがついにオープン、雨の中2500人が開店を待ちわびる

 建て替え工事中だった渋谷パルコが本日11月22日、オープンした。2016年8月に建て替え工事に入り3年の時を経て、「グッチ(GUCCI)」「ディオール(DIOR)」「ロエベ(LOEWE)」といったラグジュアリーから「コム デ ギャルソン ガール(COMME DES GARCONS GIRL)」の初の単独店、アートとファッションを融合した新業態「2G」、「トーガ(TOGA)」「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」などの東京ブランド、大友克洋にフォーカスした「パルコミュージアム トーキョー」、ネット通販とダイレクトにつながったオムニチャネル型自主編集売り場“キューブ(CUBE)”、日本初の任天堂公式ショップ「ニンテンドートウキョウ(Nintendo TOKYO)」など、ファッションとアート、カルチャー、テクノロジーが交差する、先進的で野心的なファッションビルに生まれ変わった。

 柏本高志・渋谷パルコ店長は、「パルコの考える商業空間は、日常と非日常の間にあるサードプレース。売る場所ではなく、“ワクワクドキドキ”をする空間を作りたかった」と語る。パルコの第1号店である池袋パルコは50年前の1969年11月23日のオープンで、本日はそれから49年364日目というパルコの第2章の幕開けにはピッタリのメモリアルな日。「ディオール」と「リモワ(RIMOWA)」がコラボレーション出店したラグジュアリーブランドのポップアップスペース「ザ・ウィンドー」を筆頭に、第1弾に藤原ヒロシを起用したジュンのポップアップショップ「ポップ バイ ジュン」などの多彩なポップアップスペースを各フロアに設置するとともに、多種多様なギャラリー、昼と夜で形態が変わる飲食店など、月替り・週替り・日替わりでショップが変化する仕掛けを随所に仕掛け、来場者を飽きさせない工夫をさまざまに凝らした。

 開業日の朝は気温7度で雨が降るあいにくの天気だったが、約2500人が列を作った。朝7時半から並んでいた20代前半の社会人2人は「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)の限定アイテム狙い。「インスタで見て気合を入れて早めに来た。テレビは見ないのでこんなに話題になっているのは知らなかった」と語る。「ベイト(BAIT)」でフィギュアとスニーカーの限定アイテムを購入した10代の学生は「限定アイテムの抽選のため、パルコのカード会員になってプレオープンからぐるっと回っていた。個人的にマークしている目利きの“バイヤー”が限定アイテムを目がけてたくさん来ていた。かなりの盛り上がりを実感した」と語る。中国・杭州からこの日のために来たという20代の中国人旅行者2人は「目的は『アンブッシュ(AMBUSH)』。中国でもSNSを通じて話題になっていて、この機会に遊びに来た」という。月の収入18万円のうち4〜5万円ほどをファッションに使っていると言い「中国では代理購買が盛んだけど、直接購入した方が当たり前だけど安い。知っているブランドも多かったけど、知らないブランドが有名ブランドの隣にあって、そのたびにインスタやウィーチャットでたくさん検索した。中国にはこんなにコンパクトなスペースにいろんなブランドが入り乱れている商業ビルがないので新鮮だった」と語った。

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