米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!
第38回は、ストーム・レイド(Storm Reid)、シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)、アシュリン・ハリス(Ashlyn Harris)、T-ペイン(T-Pain)、ゼンデイヤ(Zendaya)、ケルシー・バレリーニ(Kelsea Ballerini)、KJ・アパ(KJ Apa)、グウェン・ステファニー(Gwen Stefani)が登場。「花嫁姿は冗談のつもり?」など、今回も米「WWD」の辛口コメントが炸裂する!

Storm Reid
楽しさと若々しさのある装いがとてもよく似合っている。丈の短いシルエットが奇抜なデザインとうまく調和しているし、まとめ髪とスッキリしたメイクのおかげでドレスがさらに際立っている。

Charlize Theron
白いドレスを着ていると花嫁感が全開だ。残念なことに、脇の下のカッティングが美しいデザインとは言いがたい。しかも白いヒールとは――冗談のつもり?

Ashlyn Harris
ハリスは中性的な装いがとても上手だ。性別にとらわれない着こなしは大変参考になる。ヘアスタイルとメイクにイヤリングの組み合わせがとてもナチュラルだが、バッグとポインテッドヒールですこし特別感も感じられる。

T-Pain
タイムマシンに乗って2015年からやってきた人みたいだ(褒めているのではない)。西部のテイストが混じったメタリックなデザインにチャンキースニーカーの組み合わせは、時代遅れ感が半端ない。でも、ダイヤモンドの輝きは永遠だ。

Zendaya
間違いのない完璧なコーディネート。すこしレトロな感じのするドレスだが、ゼンデイヤが着るとモダンでカッコいい。おだんごヘアは少々主張が強めだが、彼女自身の魅力の方が勝っている。

Kelsea Ballerini
表彰式に行く途中のバービーが風船ガムの森のトラップにはまってしまったかのようだ。でも、やる気は評価しよう。何かに突き進むときに自信を持つのは大事なことだから。

KJ Apa
役のために髪を赤く染めているのは知っているが、それでも赤毛に生まれた者のおきてには従わないといけない。パステルピンクのスーツは考え物だ。ライトグレーのスエードブーツは状況をさらに悪くしている。

Gwen Stefani
パンクロック風のウエディングドレスという感じ。光り輝く大きな指輪も含め、結婚式を皮肉るつもりだったのなら大成功といえる。でも、この結婚式のためには、ラスベガスのドライブスルー・チャペルでエルヴィス・プレスリー(Elvis Presley )が司祭を務める必要があるけれど。