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アパレル在庫処分のショーイチが完全100%リサイクル素材のメード・イン・ジャパンニット クラファンに応募殺到

 アパレル在庫処分大手のショーイチ(大阪、山本昌一社長)は、100%リサイクル糸を使ったニットブランド「マーサ エシカル(MARTHA ETHICAL)」をスタートした。「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」出身のデザイナーと組み、10月21日にクラウドファンディング「マクアケ(MAKUAKE)」でスタートした同プロジェクトは48時間で目標金額の50万円を達成、25日現在で105人の支援者を集め、支援金額は58万8980円になっている。

 「マーサ」はミラノコレクションブランド「アンテプリマ」の元チーフデザイナーの出口雅一氏が手がけるブランド。ショーイチとコラボレーションした新ライン「マーサ エシカル」では出口氏がデザインを監修。日本の毛織物産地である愛知県一宮市でリサイクルウール80%、リサイクルナイロン20%の混率のニット糸を生産、大阪のニット工場で編み立てからリンキングまで一貫生産する。

 ニット糸だけでなく縫い糸や洗濯ラベルなどにもあらゆる副資材にもリサイクル糸を使っており、商品に関わるすべての素材を100%リサイクル由来とした。また、日本製にこだわる一方で、男女兼用のハイネックプルオーバーで5980円、同Vネックで5280円、大判ストールで4980円、ニットワンピで6800円と価格を抑えている。

 ショーイチは年間1000万枚以上の衣料品を引き取り、二次流通させる在庫処分の大手企業。プロジェクトの中で同社は「未販売のまま廃棄、償却される衣料の多さに毎日驚き、アパレル廃棄ロスの問題を解決できないかと考えたこと」がきっかけになったとコメントしている。「マクアケ」での同プロジェクトの期限は来年1月6日まで。