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好調「ジーユー」の19-20年秋冬は「今すぐ着られる」を強化 期待は“中間アウター”

 ファーストリテイリング傘下の「ジーユー(GU)」の2019-20年秋冬物は、“NOWNESS(今)”がテーマ。「(実需期の補完といった意味合いの)端境期が無くなってきている。端境なく、常にファッション提案をしていくことが求められている」(柚木治ジーユー社長)として、その時々ですぐに着られるトレンド商品をそろえる。そうした考えの中で、気温が下がり切らない中でも購買が見込める薄手の“中間アウター”を充実している点が注目ポイントだ。同ブランドは17年以降は売れ筋が分散して苦戦していたが、18年9月~19年2月は売上収益が前年同期比10.7%増、営業利益が同54.3%増と大幅な増収増益を達成。鮮度ある提案で下期(19年3~8月)も「強い業績回復」を見込む。

 中間アウターは、シャツとジャケットの間のような厚みのミリタリー由来のジャケットや、キルティングジャケット、ボアのジップブルゾン、薄手のダウンブルゾンなどさまざまなデザインをそろえ、ウールコート投入前の10月に投入する。10月末以降はウールアウターも投入し、薄手アウターとウールアウターとのレイヤードも提案する。

 アウター以外のトピックスとしては、 立ち上がりの7月で黒を軸にしたシャープなスタイルを打ち出す。黒は夏物で売れているといい、好調なシフォンプリーツスカートやカットソーパンツなどに黒を載せて、素材感は夏のままで秋の気分を取り入れる。秋のトレンド柄の筆頭であるレオパード柄なども導入する。

 8~9月は、トレンドのクラシックをブランド流に解釈。ビンテージ調小花柄のドレスやキャメル、テラコッタといった色合いがキーになる。台形シルエットのミニスカートとロングブーツの組み合わせも推す。

 ボトムの注目点は、パンツのシルエットだ。ほとんどの型をセミフレアのシルエットで企画し、ショートブーツとの組み合わせで打ち出す。「ジーユー」では2018年に、ハイウエストのストレートジーンズが“神デニム”としてヒットしたが、次なる神デニム候補と期待するのが、よりハイウエストのシルエットにしたセミフレアデニムだ。

 オフィスシーンを意図したきれいめコーディネートとしては、キャメルやブラウンのワントーンコーディネートやニットのセットアップをそろえた。