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元オアシスのリアム・ギャラガーの破綻したブランド、買い手が決まる

 破産申請をした英アパレルブランド「プリティー・グリーン(PRETTY GREEN)」を、英スポーツ用品小売りのJDスポーツ(JD SPORTS)が4月5日に買収した。

 同ブランドは、英ロックバンドのオアシス(OASIS)のフロントマンだったリアム・ギャラガー(Liam Gallagher)が手掛けている。ギャラガーが最大株主で、その出身地であるマンチェスターに旗艦店を構えるほか、11の店舗と英百貨店ハウス・オブ・フレーザー(HOUSE OF FRASER)内に33の売り場を展開し、卸とECも行っていた。しかし、買収対象となったのは旗艦店と卸、EC事業のみで、そのほかの店舗や売り場は閉鎖される。

 破産管財人を務めるムーアフィールズ・アドバイザリー(MOORFIELDS ADVISORY)のサイモン・トーマス(Simon Thomas)=パートナーは、「『プリティー・グリーン』は根強い人気のあるブランドで、買い手から相応の関心を集めた。JDスポーツは適切な買い手であり、同ブランドの卸とEC事業の成長をサポートしてくれるだろう」と述べた。

 2009年にギャラガーが設立した「プリティー・グリーン」は、バンドの人気もあってオープン当時から大きな注目を集めたが、テナントとして入っていたハウス・オブ・フレーザーが18年8月に破綻したことやコストの増大、ECへの移行が思うように進まなかったことから経営難に陥り、4月2日に破産申請を行っていた。日本では現在、プリティーグリーン ジャパンが運営する新宿マルイ店など4店舗と、公式オンラインショップや「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で商品を販売している。日本1号店として12年にオープンした青山本店は18年10月に閉店したが、移転先は継続して探しているという。