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ヴァージルのハーバード大での講義本を日本語で出版 「ナイキ」「イケア」コラボの裏側に迫る

 アダチプレス(東京・代々木上原、足立亨・社長)は3月7日、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が、17年10月にハーバード大学デザイン大学院で行った特別講義の内容をまとめた著書「“複雑なタイトルをここに”」を翻訳・出版する。ヴァージル自身が「学生時代に知っていたらどんなによかっただろうと思うアドバイス」としての「“チートコード(裏技といった意味)”」や、「“独自のデザイン言語”を培うための“ショートカット”」を語りかける内容になっている。翻訳者は倉田佳子、ダニエル・ゴンザレス(Daniel Gonzalez)。

 「自分が得た経験や知識を惜しみなく学生に語り、共有しようとするヴァージルの姿が印象的で、世代やジャンルを超える風通しの良さを講義から感じた」(足立社長)ことが、アダチプレスが日本語版の出版を決めたきっかけ。同社はファッションの批評誌、「ヴァニタス(VANITAS)」などを発行している。翻訳者の倉田が本書の読みどころの一つとして推すのが、「『ナイキ(NIKE)』『イケア(IKEA)』といった具体例を出しながら、ヴァージルが幾多のコラボを生み出せる秘けつを語っている点」だ。

 「アマゾン(AMAZON)」とアダチプレスのサイト上で予約販売を開始している。価格は1600円。2月11日時点で、「アマゾン」のモードカテゴリー内で売り上げ1位となっている。