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伊眼鏡大手サフィロの2018年は7%減収 アジアはトップ交代で挽回を目指す

 「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」などの眼鏡ライセンスを手掛けるイタリアの大手眼鏡企業サフィロ(SAFILO)が、2018年12月期の暫定的な売上高を発表した。前期比7.0%減の9億6200万ユーロ(約1192億円)で、世界の全エリアで前年実績を下回った。特に40%近い構成比率を占める北米が同12.1%減と苦戦し、アジア・パシフィックは同1.5%減となった。新勢力のケリングアイウエア(KERING EYEWEAR)とティリオス(THELIOS)の台頭で、「グッチ(GUCCI)」をはじめとする有力ブランドのライセンスを相次いで失ったことが影響している。

 昨年4月に就任したアンジェロ・トロッキア(Angelo Trocchia)=サフィロ最高経営責任者は、“ビジネスの再攻略”を掲げて欧米のカスタマーケアやサービスの改革を進めている。また、アジアと南米に注力しており、昨年APECおよび中国市場のトップに米マーション・アイウェア(MARCHON EYEWEAR)出身のコニー・ライ・シン・チン(Connie Lai Sin Ching)を起用し、日本法人サフィロジャパンもケリングジャパン出身の高原純氏が社長に就任するなどしてビジネスを再構築している。

 なお、確定した決算は、3月13日に発表される予定だ。