ファッション

伊勢丹が22年ぶりに包装紙を刷新 タータンチェックとも好相性

 三越伊勢丹は、伊勢丹各店で使用している包装紙を、1997年以来22年ぶりに変更する。新包装紙はパリとバルセロナを拠点とする大御所デザイナー、フィリップ・ワイズベッカー(Philippe Weisbeker)が手掛けており、伊勢丹のアイコンであるタータンチェックのショッピングバッグとのコーディネートを意識したデザイン。各店で2月20日から使用する。

 新包装紙のデザインの名前は“ラディアンス(RADIANCE)”。「光が放射状に広がる『無限の広がり』を表現した」という。白地に赤、黄、緑の3色の線が途切れることなく広がり、その中に、細かくISETANの6文字のアルファベットが散らばっている。赤と青が主張するデザインだった従来の包装紙に比べ、タータンチェックとの相性がぐっと高まった印象だ。ギフトラッピングに用いるリボンにも、ISETANの文字をプリントし、オリジナル性を高めている。

 新デザインを紹介するため、特設ウェブページもオープンした。動画などと共に、ワイズベッカー、三越のショッピングバッグ“実り”をデザインした友禅作家の森口邦彦、ワイズベッカーと親交の深いアートディレクター葛西薫の鼎談も掲載している。ワイズベッカーは、2008年の三越企業ビジュアルも手掛けていた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。