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デイトナ・インターナショナルがベテランディレクターを起用して新セレクト 「他にはない面白い店」を

 「フリークスストア(FREAK’S STORE)」などを手掛けるデイトナ・インターナショナルがセレクトショップの新業態「パブリュクス(PUBLUX)」を立ち上げ、2019年3月9日、東京・南青山の骨董通り(東京都港区南青山5-4-27バルビゾン104 1階)に1号店をオープンする。売り場面積は132平方メートル。客単価は4万~5万円程度を想定し、客単価が1万3000~1万8000円のフリークスストアとは異なる客層を想定した業態とする。

 パブリュクスのメンバーは元アメリカンラグ シー(AMERICAN RAG CIE)のチームで構成し、事業部長には社長だった坂本貴之が、ディレクターには平ゆかりが就く。その他、バイヤー、MD、ウェブマーケティング担当も前アメリカンラグ シーのチームが担う。

 立ち上げの経緯を平ディレクターは「デイトナ・インターナショナルとして会社も大きくしたいというタイミングだった。『条件はフリークスストアとは異なるポジションのハイエンドなセレクトショップ業態』のみ。それ以外にお題はなかった」と語る。「私自身、これまで手掛けてきた(ベイクルーズグループの)ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)やドゥーズィエム クラス(DEUXIEME CLASSE)、アメリカンラグ シーはそれぞれの業態の“色”を引き出す形でディレクションをしてきたが、今回はゼロから仕掛けられる自由さがあった。どこにもない面白いウィメンズのセレクトショップを提案する」という。

 パブリュクスはPUBLICとLUXURYを掛け合わせた言葉で、セレブカルチャーと一般的なリアルカルチャーの両方をくみ取ったテイストを目指すという。「モード、スポーツ、ストリートを打ち出し、東京、ニューヨーク、ロンドンの面白い音楽やカルチャーを発信できる店にする。そこに私たちが得意とするビンテージテイストも加える。イメージはニューヨークのスタジオ54やロンドンのBIBAで、ジェンダーレスでエイジレス、社交場になるような店にする」とし、また「パワーストーンを置いて、たまに占い師がやってくるような少し謎めいたような店にしたい」と平デイレクターは語る。

 セレクト商材はウィメンズ業態ながらユニセックスアイテムも多く、メンズブランドも並ぶ。例えばゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)のミューズでモデルも務めるデザイナーによる「アントン リシン(ANTON LISIN)」などだ。ロンドン発「シメオン フェラー(SIMEON FARRAR)」やオリジナルでもグラフィックTシャツにも力を入れる。オリジナル商品も展開するが「ヒョウ柄のコートなど30品番程度に絞る。オンポイントデザインに依頼したオリジナルロゴを入れたTシャツなど、打ち出し商品にメリハリを付ける」。

 2019-20年秋冬シーズンには、さらに2店舗出店を計画する。売り上げ目標について坂本部長は「19年3月~20年2月期でeコマースを含め5億~6億円を計画する」という。また出店エリアに関しては「主要都市に加え、東京は新宿と銀座にも出したい」と語った。