ビジネス

米「グラムール」誌が19年1月で紙版を廃止

 米コンデナスト(CONDENAST)が発行する「グラムール(GLAMOUR)」誌が、2019年1月発行分を最後に紙版を廃止する。同誌は80年あまりの歴史があり、人気雑誌としてコンデナストに大きな利益をもたらしてきたが、最近は本誌100ページあまりのうちビューティ関連以外による広告が約40ページを占めるなど、往時の勢いは見られなくなっていた。

 「グラムール」誌の主な収入源はビューティ業界からのタイアップ記事や広告だったが、インスタグラムやインフルエンサーの台頭により、これが激減した。18年1月に就任したサマンサ・バリー(Samantha Barry)「グラムール」編集長は、紙版が廃止となる来年1月に就任1周年を迎える。ボブ・サウバーグ(Bob Sauerberg)=コンデナスト最高経営責任者は、紙版の廃止はバリー編集長による“ビジョン”の一環として実施されるものであり、「彼女のリーダーシップに全幅の信頼を置いている。ブランドの将来への投資となる動きだ」とコメントした。

 バリー編集長は「特別エディションとして紙版を出すこともあると思うが、基本的にはデジタル版を強化し、読者が頻繁に訪れるプラットフォームでコンテンツを届けたい。紙版の読者は200万人だが、デジタル版は2000万人にリーチできる」と語った。なお、紙版の廃止に伴うさらなる解雇はないという。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

「ピックルボール」という新しいコミュニケーションは、カルチャーの発信地となるか?

WWDJAPAN11月2日号は、最近巷で話題のニュースポーツ、「ピックルボール」を特集します。ピックルボールの歴史は意外に古く、発祥は1965年。米国国会議員のジョエル・プリチャード氏が腕力差のある子どもとでも対等に遊べるスポーツとして、テニスと卓球、そしてバドミントンをミックスしたような形で考案したと言われています。そんな歴史あるスポーツがなぜ今まで知られておらず、そしてなぜ今になってここまで流…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。