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トリンプが百貨店でプレミアム業態 リブランディングに本腰

 トリンプ・インターナショナル・ジャパンは、日本初となるコンセプトストア「プレミアム・テイラレス」を大丸東京店4階に21日オープンした。「プレミアム・テイラレス」は2016年から欧州でスタートした新業態。日本では大都市の百貨店で年5~10店の出店を進め、数年後に30~40店の体制を作る。

 「プレミアム・テイラレス」業態として改装オープンした大丸東京店の店舗は、40~50代がターゲットの「フロラーレ バイ トリンプ(FLORALE BY TRIUMPH)」と、30代向け「エッセンス バイ トリンプ(ESSENCE BY TRIUMPH)」などブラジャーで8000円以上の高価格帯アイテムを中心に据える。売り場面積は改装前と同じ約52平方メートルだが、独自の陳列棚や配置の工夫によって回遊性を高めた。内装は白と木目を基調とし、ビンテージに着想した什器を設置することで、ラグジュアリーな空間を演出した。常駐するファッションアドバイザーがサイズやフィット感などに加えTPOに適したランジェリーの提案も行うなどワンランク上の接客を提供する。

 「カルティエ(CARTIER)」や「スワロフスキー(SWAROVSKI)」の日本事業でキャリアを重ねて、今年1月に就任したヴァンサン・ネリアス(Vincent Nelias)社長はブランディングの重要性を強調し、「プレミアム・テイラレス」業態を皮切りに同社の各ブランドの再構築を図る。「モノを売ることよりも、トリンプで買い物をするのが楽しい、という体験を提供することで、プレミアムなイメージを作ることに注力していきたい」と話す。

 同社ではノンワイヤーの「スロギー(SLOGGI)」に代表される2000~3000円のブラジャーと、「フロラーレ バイ トリンプ」、「エッセンス バイ トリンプ」のような8000円以上のブラジャーが成長しており、今後もこのゾーンを強化する。