ファッション

現在のR&Bシーンをけん引するカリードが初来日公演 「コウザブロウ」の漢字シャツを着用

 20歳ながら現在のR&Bシーンをけん引する米シンガー・ソングライターのカリード(Khalid)が、ニューヨークを拠点とする日本人デザイナーの赤坂公三郎が手掛ける「コウザブロウ(KOZABURO)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」を着用し、10月29日に初来日公演を果たした。

 公演は、デビューアルバム「American Teen」のライブツアーで、新木場スタジオコーストを会場に行われた。カリードは、「コウザブロウ」2018年春夏メンズコレで一際目を引く漢字が全面にプリントされたシャツに、「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」18-19年秋冬メンズコレのパンツとTシャツ、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の新作スニーカー“トラック(TRACK)”を合わせて登場。日本公演を意識しながらもトレンドのスポーツミックスをおさえたスタイリングは、スタイリストのアン・マリー・ホアン(Ann Marie Hoang)が手掛けた。

 約1時間に及んだライブは、「American Teen」収録の人気曲「8Teen」でスタートし、「Young Dumb & Broke」や「Angels」、カルヴィン・ハリス(Calvin Harris)との「Rollin」など約20曲がほぼMCなしで次々に披露された。

 カリードは、1998年アメリカ・ジョージア州生まれ。高校生で楽曲制作を始め、「サウンドクラウド(SoundCloud)」に投稿したことで注目を集め、2016年に18歳でデビュー。デビューシングル「Location」はたちまち脚光を浴び、17年に発表したデビューアルバム「American Teen」も、全米アルバムチャートで4位にランクインし、年間アルバムチャートでも14位を記録するなどヒット作品となった。そして今年、「第60回グラミー賞(Grammy Awards)」で最優秀新人賞を含む5部門にノミネートされるなど、名実ともに一躍シーンを代表するアーティストとなった。10月には、EP「Suncity」をリリース。先行リリースされた楽曲「Better」は、すでに「スポティファイ(Spotify)」で1億回以上の再生回数を記録している。

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