ファッション

LVMHプライズ入賞で脚光を浴びたNY拠点の日本人が手掛ける「コウザブロウ」とは

 2017年LVMHヤング ファッション デザイナープライズの特別賞に、ニューヨークを拠点にする日本人デザイナーの赤坂公三郎が選ばれた。赤坂は賞金15万ユーロ(約1920万円)を獲得し、LVMHグループのエキスパートから1年間の指導を受ける。

 赤坂は、1984年生まれの32歳。東京都台東区出身で、実家は貴金属の小売業を営んでいる。日本の大学で哲学を学び、ファッションデザイナーを目指すために渡英。セント・マーチン美術大学を卒業後に米トム ブラウン社でメンズデザイナーとして働いた。その後、奨学金を得て、パーソンズ・スクールの大学院へ進学。在学中にはファッションコンペのVファイルズ ランウエイで優勝。卒業後の2016年に「コウザブロウ(KOZABURO)」を本格スタート。17年春夏には、米トム ブラウン社に出資しているストライプインターナショナルの「コエ(KOE)」のメンズライン“コエブルー(KOE BRU)”のデザイナーに就任した。

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“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

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