ファッション

デサントがアスレチックウエアで北米市場に本格参入 ECを立ち上げ

 スポーツウエア専門メーカーのデサント(DESCENTE)は北米でECサイトを立ち上げた。同社は今春、北米に現地法人デサント・アスレチック・アメリカス(DESCENTE ATHLETIC AMERICAS)を設立。同社は米・アトランタを拠点とし、アメリカ市場でのアスレチックウエアの事業拡大とゴルフウエアの事業展開を推進する。デサントはこれまで、同市場ではスキーウエアを販売している。

 ECサイトでは当面はメンズウエアだけの販売となるが、来年にはウィメンズも販売する予定だ。品ぞろえはアジア市場と変わらないが、サイズは現地向けのサイズを展開する。コレクションの価格帯はTシャツの80ドル(約8800円)からダウンジャケットの1400ドル(約15万5400円)まで。ECに加えて年内にも実店舗のオープンを予定しており、ロサンゼルスやニューヨーク、シアトルなど沿岸都市が候補地だ。

 フリッツ・テイラー(Fritz Taylor)=デサント・アスレチック・アメリカス社長は、デサントからオファーを受けたときには「興味がなかった」という。業界経験30年の同社長はナイキ(NIKE)やアンダーアーマー(UNDER ARMOUR)、ブルックス(BROOKS)、ミズノ(MIZUNO)などでの職歴を持つ。「競合数社がひしめく市場に、さらに新たなブランドが参入すべきかどうか疑問だった」という。しかし、大阪のデサント本社を訪れて考えが変わった。デサントの熟練した技術と革新的な姿勢に感動し、「デサントだけにしかできないことがある」と実感して現職に就任した。
 
 また同社長はスポーツウエア市場の傾向について「ファストファッションか品質重視の高価格商品かのどちらかに二極化している」とコメントし「当社の考えは、見た目が美しく、こだわり抜いたものであれば、シンプルであるほど良い。市場の傾向と消費者の嗜好を見ると、アメリカ市場でビジネスを築き上げて、シェアを伸ばすチャンスは十分にある」と語った。

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