ファッション

「モンキータイム」が「スタンプド」とコラボ 現代のテクノロジーへのアンチテーゼを描く

 「モンキータイム ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(MONKEY TIME BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS 以下、モンキータイム)」とロサンゼルスを拠点とするブランド「スタンプド(STAMPD)」はコラボコレクション“A Stranger in Paradise”を発売する。7月14日から「モンキータイム」の原宿店、新宿店、大阪店で、7月20日からロサンゼルスの「スタンプド」のフラッグシップストアおよび公式サイトで取り扱う。

 同コラボでは、テクノロジーやSNSの発展により簡単に世界中の人とつながる環境を手に入れたが個々のプライベートをなくし、個性や多様性を抑圧している現代社会へのアンチテーゼを表現した。

 監視カメラがプリントされた“Surveillance Tee”は、小説「1984年」の常に監視され摘発される世界の恐怖を表した。また、赤く燃えるヤシの木が描かれた“The Stranger Tee”ではこれまでの普通が消失していく様子を、粉々に割れたガラスをプリントした“Shatter Tee”は、解釈や判断に規制はないことを、それぞれ象徴している。その他、千鳥柄にグラデーションを施したコットンポリショーツやカモフラージュ柄のフレンチテリースエットショーツ、ベースボールキャップ、ソックスなどをそろえる。

 なお、「モンキータイム」原宿店では、同コレクションの購入者先着50人に「スタンプド」のデザイナーであるクリス・スタンプ(Chris Stamp)と「イケア(IKEA)」とのコラボコレクション“スペンスト(SPANST)”のトートバッグをプレゼントする。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。