ファッション

ネットで炎上&バカ売れのスーツ型作業着が夏服お披露目 目指すは年商1億円

 水道管の洗浄などを行うオアシスソリューションのグループ会社、オアシススタイルウェアは、スーツに見える作業着“ワークウェアスーツ(WORK WEAR SUIT)”の夏コレクションの発表会を行った。テーラードサマージャケット(1万6000円)やサマーパンツ(1万2000円)、ポロシャツ(半袖6500円、長袖7500円)をそろえ、7月からファッション通販サイト「ロコンド(LOCONDO)」で販売する。

 “ワークウェアスーツ”はオアシスグループの設立10周年を記念し“スーツを作業着にする”というコンセプトのもと、同グループの採用チームにいた中村有沙オアシススタイルウェア代表が中心となり開発。名古屋のテキスタイル卸企業のマスダが販売するはっ水性やストレッチ性などの機能に軽量性、通気性を加えた素材“ストレッチi”を使用したセットアップを3月27日に春コレクションとして発売した。発売の際に公開した動画がきっかけとなりネット上で「作業着を馬鹿にしている」「作業着の本質を分かっていない」などのコメントが相次ぎ炎上したことで話題となったが、4月に「ロコンド」で販売をスタートしたところ月間の売り上げが全アイテム中トップに。関谷有三オアシスグループ社長は「最初は作業員の方のために“スタイリッシュに見える作業着”を作ろうと考え、開発したものだった。しかし、それ以外にも高機能なスーツとしての需要も高く、一般のお客さまからの問い合わせが多かった」と同アイテムの人気について分析する。4月の売り上げは単月目標の5倍を記録し、現在も品切れ状態が続いているという。「炎上はしたが、『欲しい』などといった非常にポジティブな声を多数いただいた」と関谷社長。同製品の人気に伴いグループのアパレル事業会社としてオアシススタイルウェアを設立。初年度の年商は1億円を目指す。

 “ワークウェアスーツ”は現在、三菱地所コミュニティが持つマンションの管理人の制服として採用されている他、一部のゴミ回収業者や農家にも採用されている。今後は冬用のアウターなどのアイテムも拡充し、台湾・中国にも進出予定だ。

最新号紹介

WWD JAPAN

デジタル化で加速するサプライチェーン革命 繊維商社のDX戦略とは?

「WWDジャパン」3月1日号は、「デジタル化で加速するサプライチェーン革命」特集です。コロナ禍で加速したデジタル化が、服作りのプロセスにも変化を与えています。キーワードはDX(デジタルトランスフォーメーション)とサステナビリティ。アパレルのOEM(相手先ブランドの生産)、ODM(相手先ブランドの企画生産)を担う繊維商社は、DXを駆使して大量生産・大量廃棄の悪弊を断ち切るサステナブルなサプライチェー…

詳細/購入はこちら