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「ヴォーチェ」編集長交代 講談社の女性誌は紙とウェブ分離へ

 講談社は6月1日付の新人事を発表した。中でも女性誌を取り扱う第二事業局が大きく動いた。同局内では、紙媒体を扱うファッション・ビューティ編集部とデジタルを扱うデジタル戦略部を新設。女性誌関連の編集部の機能を2部署に集約する。これに伴い、鴉田久美子「ウィズ(with)」編集長がファッション・ビューティ編集部長を兼任。同社が発行する「ヴォーチェ(VOCE)」の石井亜樹・編集長はデジタル戦略部長へ昇格、新編集長に高橋絵里子・副編集長が就任した。

 紙媒体とウェブ媒体を並行して制作するメディアが大半を占める中、一つの編集部で運営するか、それぞれに編集部を設けるかは各メディアで異なるが、今回の人事で、講談社が発行する女性誌の編集部は紙媒体とウェブが分離する組織となった。新体制のもとデジタル施策にさらに注力していくのが目的だ。第二事業局は出版社の持つデータを活用したデータビジネスを指向しているという。そのために媒体とインタラクティブにつながることができるファン層の獲得を目指す。

 同局はファン獲得の新施策として、「ヴォーチェ」のウェブサイト内に複数のコスメブランド専用のコミュニケーションスペースを設ける「コスメラバーズクラブ」の設置を進めている。11月の正式サービスローンチ開始を目指し、8月にはベータ版をローンチする予定。その他、KOL(キー・オピニオン・リーダー)と連動した越境ECでのライブ販売も出資先の「TOKYO MX」と共同で実験中だ。

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