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伊藤忠が神戸の名門アパレル、ジャヴァHDを投資会社に売却

 伊藤忠商事は、神戸に拠点を置くジャヴァホールディングス(JAVA HOLDINGS)を投資ファンドのエンデバー・ユナイテッドに売却する。譲渡日は3月末で、売却額などは非公表。2009年に子会社化以降、百貨店を主力販路にするジャヴァHDは苦戦が続いていた。伊藤忠広報によると「リストラなどに取り組み経営改善を続ける中で、直近には黒字化するなど経営再建のメドを付けていた。百貨店アパレルが厳しい中で、従来の枠組みにとらわれない成長戦略を描く中で、エンデバー・ユナイテッドの戦略と合致した」という。なお伊藤忠から派遣している中西英雄ジャヴァホールディングス社長や栗原伸・同取締役は、エンデバー社の方針で売却後も引き続き残り、経営の指揮を執る。

 ジャヴァHDは、ピーク時の03年2月期には売上高750億円を誇った名門アパレルで、傘下のジャヴァコーポレーション(JAVA CORPORATION)は「ロートレアモン(LAUTREAMONT)」「ヴィッキー(VICKY)」「ヴェガ(VEGA)」「リップスター(LIPSTAR)」などを展開。「ヴィッキー」はエレガントでコンサバな神戸系ファッションブームをけん引するなど一時代を築いた。現在のグループ年商は約400億円で、子ども服のべべなども傘下に持つ。

 エンデバー・ユナイテッドは、和製投資ファンドの先駆けとして知られるフェニックス・キャピタルの100%子会社で、アパレル小売りのパレモや花菱縫製などを手掛ける再生型の投資ファンドだ。

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