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ストライプが「旧岡山ビブレ」取得 商業施設やホテルに再開発

 ストライプインターナショナルは、本社を置く岡山市中心部にある「旧岡山ビブレ」の再開発事業に乗り出す。地元の交通大手である両備グループ、和菓子の源吉兆庵との3社で、2014年5月に閉店した旧岡山ビブレをイオンリテールから約55億円(解体費など諸経費込み)で取得。21年以降の開業を目指して複合商業施設を建設する。

 岡山駅南口から徒歩5分の旧岡山ビブレは、14年11月に開業した大型商業施設「イオンモール岡山」の向かいに立地する。両備グループが出資する岡山高島屋やストライプ岡山本社とも近い。A館(敷地面積2500平方メートル)とB館(同3900平方メートル)の2棟で構成されており、ストライプはA館、両備グループと源吉兆庵はB館を再開発する。

 ストライプはA館跡地に10階建てほどのビルを建設する。中身はまだ構想中だが、1~2階にアパレルや飲食のテナント、3~5階に岡山本社を移転し、6階以上はホテルや貸しスペースなどを想定する。「岡山駅前エリアの活性化に加え、 岡山市内の宿泊施設の不足にも寄与したい」(同社)。

 両備グループはB館跡地に商業施設やマンションなどを開発するとともに、隣接地に本社がある源吉兆庵が事務所や店舗を整備する。

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