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「プーマ」に負けた「フィリップ プレイン」 「ペラン」との知財訴訟にも敗訴

 創業125年のフランスのレザーグッズブランド「ペラン(PERRIN)」は、1年におよぶ「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」との知的財産訴訟に勝訴したと発表した。同訴訟は、クラッチバッグの持ち手に施された「ペラン」のアイコンである手袋のデザインを「フィリップ プレイン」が模倣したとして「ペラン」が訴えたもの。ドイツ・ハンブルクの裁判所は「フィリップ プレイン」側に損害賠償の支払いを命ずると共に、問題となったデザインを使用した商品の販売を禁止した。

 「ペラン」のミシェル・ペラン(Michel Perrin)会長兼最高経営責任者は賠償額については明かさなかったが、裁判所の判断にとても満足しているとコメントした。また、「当該判決は『ペラン』のデザイン価値を高めるだけでなく、知的財産保護の重要性をアピールできた」と続けた。

 「フィリップ プレイン」側のコメントは得られなかった。

 「フィリップ プレイン」は「プーマ(PUMA)」からも類似のロゴを使用したとして訴訟を起こされており、9月にドイツ・デュッセルドルフ地方裁判所から「プーマ」のロゴと類似していると認定されたロゴの使用の仮差し止め処分を受けている。この件に関してデザイナーのフィリップ・プレイン本人は「競争相手がフェアプレーをせずに、片っ端から他人の成功を力で邪魔することがたびたび起こることに悲しみと問題意識を持っている。時間と金を無駄にするくらいならフェアプレーをすべきだ」と反論するコメントを自身のインスタグラムに投稿したばかりだ。

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