ビジネス

米「ナイロン」が雑誌を廃止 ウェブに完全移行へ

 米「ナイロン(NYLON)」が、10月号を最後に雑誌出版を廃止し、デジタルに一本化する。それに伴い、紙版のスタッフ12人を解雇する。「ナイロン」スタッフは7日午後(現地時間)に再編成を言い渡された。

 マーク・ルッツァット(Marc Luzzatto)=ナイロンメディア(NYLON MEDIA)会長は、「チームの再編成に伴い、12人の解雇は迅速に行われる。『ナイロン(NYLON)』が常に時代の最前線を走ることに貢献してきた彼らに感謝する。プラットフォームの出現と変化に合わせ、われわれの意見、コンテンツ、ブランド力、そしてマーケティングソリューションとしての機能を強化している」と説明する。

 デジタル一本化により、動画コンテンツ、インフルエンサープログラム、社内クリエイティブエージェンシーのナイロンスタジオ(NYLON STUDIOS)を通して若い女性を取り込む予定だ。

 「ナイロンスタジオとそのクリエイティブチームはミレニアル世代とジェネレーションZの読者を熟知しており、ファッション業界のアイコニックなブランドのためにインパクトのあるキャンペーンを製作する」とジェイミー・エルデン(Jamie Elden)ナイロンメディアプレジデントは自信を見せた。

 2014年にナイロン ホールディングス(NYLON HOLDINGS)はウェブサイト、ファッションインディー・ドット・コム(FashionIndie.com)に買収され、15年に「ナイロン ガイズ(NYLON GUYS)」の出版を停止してデジタルに一本化。その後、当時の発行人を務めていたダナ・フィールズ(Dana Fields)を含むスタッフ13人を解雇し、内部関係者は全メディアをデジタルに一本化するのに長くはかからないだろうと予想していた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。