ファッション

「フェイ」のクリエイティブ・デュオが退任

 トッズ グループ(TOD’S GROUP)傘下「フェイ(FAY)」のクリエイティブ・デュオ、トマソ・アキラーノ(Tommaso Aquilano)とロベルト・リモンディ(Roberto Rimondi)が退任することが明らかとなった。二人は2011年にジャイルズ・ディーコン(Giles Deacon)の後任として「フェイ」のデザイナーに就任した。

 アンドレア・デッラ・ヴァッレ(Andrea Della Valle)=トッズ・グループ副社長は「わが社を代表して、ブランドの進化に尽力してくれたトマソとロベルトに感謝したい。個人的には、このコラボレーションは両者にとって、とても実りのあるものだと思っている」と語った。

 これに対してアキラーノは「この6年間は貴重な経験だった。認知度向上や商業的成功といった結果が出ている。われわれの退任は円満なもので、終わりは自然とやってきた」と話した。

 「フェイ」は世界進出を進めた結果、16年の売上高が前年比5.3%増の6260万ユーロ(約80億円)の増収だった。

 アキラーノとリモンディによる「フェイ」での仕事は、18年プレ・スプリング・コレクションまで。今後は自身のブランドである「アキラーノ・リモンディ(AQUILANO.RIMONDI)」と17年春にローンチした「アルト(AR.RT)」に注力する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。