ファッション
連載 ファッション&ビューティパトロール 第135回

“大殺界を着る時代どう着るかは君次第”な細木数子Teeの裏話

無料で読める

「地獄に堕ちるわよ」は見たよな?今回はビッグニュースをお届けするぜ!なんと、あの細木数子さんが初めてTシャツになったんだ。まぁそこまではよくある話だって思うだろ?でもそうじゃない。ラッパーさながらのヒップホップTになったっていうんだから事件だぜ(ビーフじゃねぇぞ)。仕掛けたのはヨネちゃん。今回は、細木数子の娘であり、六星占術の継承者であるかおりさんも一緒に、Tee誕生の裏話を聞いてきた。とにかくこれはディスじゃない、ビッグアップってことだ。わかるよな?(この記事は「WWDJAPAN」2026年7月13日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

対談 米原康正 × 細木かおり

──この取り組みはどのように始まったんですか?

米原康正(以下、米原):かおりさんとの共通の知り合いが、「ネットフリックス」で細木数子さんのドラマが始まるというのを聞いたらしく、「細木数子さんのことをまだ知らない世代に届けられる新しい情報発信ができないか」と相談を受けたんです。それで、かおりさんと初めてお会いしました。

──そもそも「ネットフリックス」からかおりさんへは、どのような形で話があったんですか?

細木かおり(以下、かおり):本当に「ご報告です」という感じです。最初は、許可取りで来ているのかなと思うじゃないですか。でももうかなり話が進んでいて、こちらがストップをかけられるような状況ではなかったんです。私にいろいろインタビューをして、もう少し深く作ろうとしているのかなと思ったら、そういうことでもなくて、内容も配信されるまでは全く分かりませんでした。だからもちろん不安でしたし、実際、私のところには「詐欺師の娘」とか「島倉千代子に謝れ」といった誹謗中傷が来ることもあります。そういう意味では、良くも悪くも大きな反響があったんだと思います。

──そうした状況も踏まえて、ヨネちゃんはどう企画を考えたんですか?

米原:もし強い内容になるなら、それを逆に面白い形にできないかと。事実か事実じゃないかというよりも、細木数子さんという存在そのものが面白いんですよ。今のヒップホップには、成功していることや、自分の生き方をそのまま打ち出すことを肯定する感覚がありますよね。「成功して何が悪いの?」という強さです。そういう気持ちで、ヒップホップTシャツのような強いビジュアルに落とし込むことにしました。僕の周りにはラッパーも多いんですが、“悪ければ悪いほど”人気があるんです。僕が言う“悪い”というのは、悪い行いをするという意味ではなくて、みんなが予定調和で思っているところにズバッと、「俺はこうなんだ」「こういう生き方をしているんだ」と言える強さのことです。その生き方に憧れる感覚が、今の若い子たちにもあると思います。それに、「地獄に堕ちるわよ」の最後の「私は細木数子だ」という言葉は、本当にパンチラインで、ヒップホップで言う「I am me」に近い。そこがみんなの憧れなんじゃないかなと思いました。

この続きを読むには…
残り2184⽂字, 画像7枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

「スポーツブランド」の好調をファッションスタイルの二極化から読み解く

近年、スポーツブランドの好調が続いています。2025年スポーツブランド世界売上高トップ15の企業のうち、13社は昨年度比プラス成長、どのブランドも自身の強みを打ち出しながら市場の中で独自性を発揮しています。好調の要因はスポーツ世界大会の影響やスポーツコミュニティーの形成などさまざまですが、ファッションシーンの中での影響力の強まりも無視できません。元より、ファッションの1ジャンルとして確立しているス…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。