PROFILE: 濱田健作/上級執行役員CSO 経営戦略室長

日本の美容産業が世界で存在感を高めるには、何が必要なのか。現地のニーズに合わせた商品開発から、人の技やサービスを生かした体験づくり、ODMとの連携、複数ブランドを束ねた売り場づくりまで、その方法は一つではない。海外展開の最前線に立つ7社の取り組みから、Jビューティを世界に広げるためのヒントを探る。(この記事は「WWDJAPAN」2026年9月28日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)
アイスタイル
ISTYLE
[ プラットフォーム・小売り ]
□ GLOBAL VIEW_海外で勝つために必要なこと
顧客認知と売り場を、個社ではなく「枠」で取りにいく
□ J-BEAUTY VIEW_「Jビューティ」をどう考える?
「何を大事にするのか」を、まず言葉にする
□ GLOBAL DATA
主な海外展開地域:中国、香港、台湾、韓国など 海外事業売上高:58億円(2026年6月期) 海外売上比率:7.0% 主な事業:メディア、EC、小売り、マーケティング支援
1社ずつではなく「枠」で束ねる
出店機会もパッケージに
「日本人が思っている以上に、海外の人は日本の化粧品を知らない」。アイスタイルの濱田健作上級執行役員CSO経営戦略室長は、まずこの現実から始める必要があると話す。日本ではトップメーカーとして知られる企業でも、海外では商品や価値までは理解されていないことも多い。認知を取る手段も日本とは異なる。SNSやインフルエンサーの影響力が大きい市場では、有力な発信者の起用に多額の費用がかかり、実店舗の棚にも限りがある。まず知ってもらうこと自体が大きな壁になるという。
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