ビューティ
特集 Jビューティ「2兆円」への挑戦 第9回 / 全13回

化粧品ODMトキワが挑む世界市場 Kビューティの「速さ」とどう違う?日本のモノ作り

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PROFILE: 秋田千収/社長

秋田千収/社長
PROFILE: (あきた・ゆきのぶ)東京大学卒業。1996年にP&Gに入社し、約13年間、ファイナンス業務に従事。2009年にフィリップスに入社し、15年から取締役CFOを務める。19年にトキワに入社し、執行役員経営企画本部長、常務執行役員CFOなどを歴任。25年3月から現職 PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA

日本の美容産業が世界で存在感を高めるには、何が必要なのか。現地のニーズに合わせた商品開発から、人の技やサービスを生かした体験づくり、ODMとの連携、複数ブランドを束ねた売り場づくりまで、その方法は一つではない。海外展開の最前線に立つ7社の取り組みから、Jビューティを世界に広げるためのヒントを探る。(この記事は「WWDJAPAN」2026年9月28日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)

トキワ

TOKIWA
[ 化粧品OEM・ODM ]

□ GLOBAL VIEW_海外で勝つために必要なこと

複数ブランドの需要を束ね、海外投資を可能に

□ J-BEAUTY VIEW_「Jビューティ」をどう考える?

高品質で量産する日本のモノ作り

□ GLOBAL DATA

主な海外展開地域:中国、米国、フランス、フィリピン 年間生産数:1億個以上 研究員:100人以上 特許:600以上 国内メイクアップ受託製造シェア:33.9%(2025年度)

ブランドとODMで役割分担
「ハイブリッド生産」という選択

トキワはカラーメイクを中心とする化粧品OEM・ODMを手掛け、特にアイブロウやアイライナーなどのペンシルカテゴリーに強みを持つ。処方と容器を一体で開発し、金型や製造ラインまで自社で設計することで、難易度の高い製品の量産につなげてきた。国内外のプレステージ、ラグジュアリーブランドに採用され、近年は欧米、とりわけ米国で提案活動を強化している。極細の芯や特殊形状などの製品を、安定して量産できる技術と設計力がトキワの競争力だ。

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