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ファンケルが体力可視化技術の事業を譲渡  九州大学発ベンチャー企業のニューロシューティカルに

ファンケルは1日、血中酸素飽和度(SpO2)を用いて体力(全身持久力)を可視化する独自技術「SpO2 Threshold(以下、ST技術)」に関する事業を、医療機器の製造販売を手掛けるニューロシューティカルズ(東京都文教区、三池信也社長)へ譲渡すると発表した。譲渡金額は非公表。

譲渡対象は、ST技術に関する特許などの知的財産、研究開発成果、試作品など。技術開発を担ってきた人材も移行し、事業の継続性を確保する。

ST技術は、血中酸素飽和度の変化を独自アルゴリズムで解析し、体力(全身持久力)の指標を可視化する技術だ。従来は専門設備が必要だった体力評価を簡便に行えることを特徴とし、医療やリハビリテーション分野での活用が期待されている。

ファンケルは、医療機器としての製造販売や薬事対応、グローバル展開には専門的な体制が必要と判断した。研究開発段階から研究開発段階から共同で取り組み、技術への理解が深いニューロシューティカルズのもとで事業化を進めることが、技術価値の最大化につながると判断したという。

ニューロシューティカルズは、九州大学発ベンチャー企業として2009年4月に設立。ライフサイエンス系企業への支援や新技術の開発・ライセンス事業、医療機器・器具の輸入販売などを行なっている。

ファンケルは今後も化粧品・健康食品を中心とした事業領域で研究開発を進める一方、研究成果の社会実装につながる取り組みを推進するとしている。

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