
HOSOOはヘンプ特化型のメンズウエアライン「HOSOO MEN」を始動する。着るほどに価値を積み上げる「時間の器」としての衣服を提案する。3月28日、旗艦店を京都市の旧市街地である御所南エリアにオープンした。江戸期の柔軟で高品質のヘンプを再現した製品9型をチャプターゼロとして旗艦店限定で販売する。価格は、平安時代から江戸時代の装いに見られた被衣(かつぎ)に着想したロングコート27万5000円、キモノジャケット19万8000円、シャツ9万9000円、2タックトラウザーズ12万1000円など。カラーはオフホワイトと墨2色を展開する。
「HOSOO MEN」のルックブック
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京都西陣で大寺院御用達の織屋として1866年に創業したHOSOOによる今回の取り組みは、「素材の時間性」に着目した新たな挑戦でもある。細尾真孝社長はこう語る。
「西陣のように長い時間軸を持つ文化の中で、いま改めて“時間を積み重ねる価値”をどう捉えるのか――AIの進化などで時間が短縮される時代だからこそ、時間を蓄積していくことの意味を考えた。茶道具のように、誰が持ち、どう受け継がれてきたかという履歴そのものが価値になる世界がある。そうした発想を、ものづくりや服づくりに応用できないか。服を“時間の器”と捉え、着ることで価値が下がるのではなく、むしろ着る人によって価値が積み重なっていくようなあり方だ」。
製品には証明書を付けて販売し、今後、着古された製品を買い戻し、再び自然染色(同社が取り組む平安時代の染色法)で染め直したり、当て布をしたりして再販するという。「当て布に江戸時代の古布を用い、現代では再現できない当時の糸で修復することも検討している。新品が“ピーク1”だとすれば、その後に“ピーク2”“ピーク3”といわば『ドン・ペリニヨン』のように価値が熟成していくイメージだ。衣料品は通常、新品が最も高額でその後価値は減衰していくが、そうではなく、時間とともに価値が積み上がる製品だ」と加える。現在証明書は手書きだが、今後ブロックチェーン上で所有証明書を記録した真贋(しんがん)証明書(NFT)に切り替えていく予定だ。
HOSOOは2025年、エイベックス・エンタテインメントから日本古来の大麻布の再現に挑み実現したヘンプ素材ブランド「マヨタエ(majotae)」の事業を継承。「マヨタエ」はアーティストで自然布の収集家である吉田真一郎によって、約15年の繊維加工や紡績技術の研究を経て、手仕事の品質を機械紡績で再現することに成功した。また、HOSOOは吉田が保有していた江戸期の自然布を中心とした約2000点のコレクションも継承した。「補修の跡すら非常に美しく、いわゆる“ボロ”の価値が再評価されていることも実感する。いまやその価値観は、ラグジュアリーの一つの形として世界的にも注目されている」。
HOSOO MENの旗艦店。古美術商の店舗を改装したもので、欅の一枚板のカウンターなど意匠をそのまま残している。壁布はHOSOOのテキスタイルで立体感のある表情が印象的な「プリズム」を採用。張り職人の丁寧な仕事が光る
HOSOO MENの旗艦店。古美術商の店舗を改装したもので、欅の一枚板のカウンターなど意匠をそのまま残している。壁布はHOSOOのテキスタイルで立体感のある表情が印象的な「プリズム」を採用。張り職人の丁寧な仕事が光る
HOSOO MENの旗艦店。古美術商の店舗を改装したもので、欅の一枚板のカウンターなど意匠をそのまま残している。壁布はHOSOOのテキスタイルで立体感のある表情が印象的な「プリズム」を採用。張り職人の丁寧な仕事が光る
HOSOO MENの旗艦店。古美術商の店舗を改装したもので、欅の一枚板のカウンターなど意匠をそのまま残している。壁布はHOSOOのテキスタイルで立体感のある表情が印象的な「プリズム」を採用。張り職人の丁寧な仕事が光る
HOSOO MENの旗艦店。古美術商の店舗を改装したもので、欅の一枚板のカウンターなど意匠をそのまま残している。壁布はHOSOOのテキスタイルで立体感のある表情が印象的な「プリズム」を採用。張り職人の丁寧な仕事が光る
HOSOO MENの旗艦店。古美術商の店舗を改装したもので、欅の一枚板のカウンターなど意匠をそのまま残している。壁布はHOSOOのテキスタイルで立体感のある表情が印象的な「プリズム」を採用。張り職人の丁寧な仕事が光る
HOSOO MENの旗艦店。古美術商の店舗を改装したもので、欅の一枚板のカウンターなど意匠をそのまま残している。壁布はHOSOOのテキスタイルで立体感のある表情が印象的な「プリズム」を採用。張り職人の丁寧な仕事が光る
HOSOO MENの旗艦店。古美術商の店舗を改装したもので、欅の一枚板のカウンターなど意匠をそのまま残している。壁布はHOSOOのテキスタイルで立体感のある表情が印象的な「プリズム」を採用。張り職人の丁寧な仕事が光る
HOSOO MENの旗艦店。古美術商の店舗を改装したもので、欅の一枚板のカウンターなど意匠をそのまま残している。壁布はHOSOOのテキスタイルで立体感のある表情が印象的な「プリズム」を採用。張り職人の丁寧な仕事が光る
旗艦店では、素材・身体・世界の関係を空間として体験できる空間を用意した。内装デザインは細尾社長の弟で建築家の細尾直久代表によるHOSOO architectureが手がけた。
HOSOOは日本文化における二大繊維の起源を象徴する素材で、古来、伊勢神宮では「荒妙(あらたえ/麻)」と「和妙(にぎたえ/絹)」が神に捧げる布として奉納されてきた麻と絹を通じて新しい価値創出を試みている。細尾社長はヘンプについて「縄文時代から存在した非常に古い素材であり、(環境影響評価が高い素材として欧州では注目されている)極めて未来的な素材でもあると捉えている」と期待を寄せる。
■HOSOO MEN
オープン日:2026年3月28日(土)
営業時間:11:00–18:00
定休日:水曜日
住所:京都市中京区少将井町229-2 第7長谷ビル1階
TEL:075-211-0830