「WWDBEAUTY」は10月末、オンラインで「美容師向け ヘア&メイク トレンドセミナー2025-26FW」を開催した。第1部では、主に全国の美容師に向け、2025-26年秋冬シーズンのコレクションルックを見ながら、村上要「WWDJAPAN」編集長がヘア&メイクも含めたトレンドを分かりやすく解説。
2025-26年秋冬のコレクショントレンドのキーワード「COZY & TENDER」(優しく包み込むことで生み出す安らぎ)に関連して、「不穏な時代の中で、優しく包み込んでくれるファーやシアリング、カシミヤなど、着心地のいい素材が注目された」と話した。
第2部では、8月に結果発表を行った「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ2025」を振り返り、受賞製品から最新のプロダクトトレンドを分析。
第3部は美容師座談会で、上原理沙「シアター(CIARTOR)」VMD、大城俊也「フリーク(FLEEK)」代表、クルミ「ゾーイ ダイミョウ(ZOEY daimyo)」副店長、沢井卓也「ユルク(JURK)」代表、佐脇正徳「ムク(MUKU)」代表という今をときめくトレンドセッター美容師が登場。話題のヘアケアブランド「エクラリティ(ECLARITY)」の魅力を紹介し、それぞれが自身のお気に入りアイテムを発表した。
第4部は、業界大注目の“エクステ美容師”、和田大河「モッズ ティープラス(MOD t+)」代表が登壇。10〜20代を中心にニーズが高まりつつあるエクステの、意外と知らない最新事情やトレンドについて語り、「今、エクステはブルーオーシャン。需要に比べて専門的に取り組んでいる美容師が少ない」と、ビジネス的な可能性を示した。