
アリミノは9月4日、新ヘアケアブランド「エクラリティ(ECLARITY)」を立ち上げる。サロンケア8品、ホームケア24品の計32アイテムをラインアップ。契約理美容室で取り扱う。
ブランド名は、“ECLAT(輝き)”と“CLARITY(ダイヤモンドの透明度を表す国際基準)”を掛け合わせた造語。長らくケアのアプローチ方法は「ダメージ補修」が主軸だったが、「エクラリティ」は「髪をそもそも傷ませない」という“未傷”の概念からのアプローチに挑んだ。
これを実現するため、独自技術“ダイヤボンドMEA”を開発。ナノレベルで髪表面を保護してキューティクルを守るとともに、内部には水分や補修成分をとどめて毛髪の基盤を整える。外部からのダメージを防ぎながら、内外から髪を健やかに保つことで、“未傷”の状態へ導く。
製品開発に携わった木俣翔「ミンクス オーバー(MINX OVER)」代表は「昨今、顧客から“髪質改善”のニーズを強く感じる。従来のトリートメントでは満足できない層が増えており、即効性と実感性のあるケアが求められている」と話す。
さらに、「これからのヘアケアは“ダメージを補う足し算”だけでなく、“不要なものを取り除く引き算”の視点も不可欠」と提言。サロンでのディープクレンジング、濡れた髪の長時間放置を防ぐ習慣づけ、室内環境の湿度調整なども、ダメージ要因を減らす具体策として挙げた。
ホームケア製品のインバスは、軟毛細毛用の“CXグロウ”、硬毛太毛用の“HXモイスチャー”、ハイダメージ用の“フォーブリーチ”の3タイプのシャンプー(3種、各250mL、各4180円)とトリートメント(3種、各235g、各4400円)をそろえる。3タイプのインバスの7日間セット(50mL/40g、2200円)も用意。アウトバスは、ミストの“ダイヤボンドフォース”(130ml、3740円)、オイルの“ダイヤボンドセラム”(120ml、4180円)、ミルクの“ダイヤボンドエマルジョン”(80g、4180円)をラインアップする。