「ユニクロ(UNIQLO)」は、アーティストのカウズ(KAWS)がブランド初の“アーティスト・イン・レジデンス”に就任したと発表した。店舗や「ユニクロ」が提携する美術館で開催のアートイベントなどに参画するほか、商品開発にも携わる。
“アーティスト・イン・レジデンス”
クリエイティブ活動を包括的に推進
“アーティスト・イン・レジデンス”は、「ユニクロ」の“クリエイティブ活動を包括的に推進する”役割を担うとし、このほど新設。コラボレーターの発掘や、コンセプトの提案、Tシャツのデザイン・コンペティション“UTグランプリ(UT GRAND PRIX)”の推進、ブランドのグローバルアンバサダーとのイベントへの参画など、幅広く活動する。“アーティスト・イン・レジデンス”としてのカウズの初コレクションは、2025年秋冬シーズンに発表を予定する。
カウズは、「『ユニクロ』初の“アーティスト・イン・レジデンス”として、長年のパートナーである『ユニクロ』とともに新たな一歩を踏み出せることに、とてもワクワクしている。この役割を通じて、アートコミュニティーや世界中のクリエイターとつながりを強化し、『ユニクロ』の次世代コラボレーターをプロデュースしていく。今後、新たな形で“ライフウェア(LIFEWEAR)の考え方を体現していくことが楽しみだ」とコメントしている。
またジョン・C・ジェイ(John C Jay)=ファーストリテイリング プレジデント オブ グローバル クリエイティブは、「変化の激しい現代において、アートは私たち人間のあり方を表現する手段として、これまで以上に重要な存在となっている。カウズは、アートの世界における既成概念を打ち破ってきた存在であり、それはまさに、「ユニクロ」が“ライフウェア”を通じてアパレル業界の常識を再定義しようとする姿勢と重なる。“アーティスト・イン・レジデンス”として、カウズは『ユニクロ』とともに、アートと創造性の価値を世界中に広め、誰もが参加できる文化として育んでいく役割を担っていく」と語っている。