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グラミー新人賞のチャペル・ローンがフロントローデビュー 「ラバンヌ」「リック・オウエンス」2025-26年秋冬コレクション

歌手のチャペル・ローン(Chapell Roan)が3月6日(現地時間)、パリで行われた「ラバンヌ(RABANNE)」2025-26年秋冬コレクションのショーでフロントローデビューを果たした。

ローンは、同ブランド2025年春夏コレクションから、背中の開いたプリーツのホルタートップスに、裾にレースがついたスカートを合わせたメタリックなサテン生地のセットアップを着用。シルバーのサンダルとドロップイヤリングでルックを仕上げ、メイクアップは彼女のシグネチャーであるドラァグクイーン風に、白く塗った顔にリアルなキャットアイのアイメイクを施した。


ローンはショーの開始前、米「WWD」に「いい気分です。今回初めてファッションショーに来たんです。2年間ツアーをしていたので、今はやっとポップスターみたいな楽しいことができます」と話していた。

去年9月、「MTV ビデオ・ミュージック・アワード2024(MTV Video Music Awards)」で最優秀新人賞を受賞した際にも「ラバンヌ」のアンサンブルを身につけていたローン。シルバーのノースリーブトップス、スカートにゴールドチェーンをあしらったフードで、同ブランドを象徴する“エイト(Eight)”のアクセサリーを取り入れたコーデを披露した。

「リック・オウエンス」のショーにも来場

「ラバンヌ」のショーを出た後、ローンはメタリックなサテンドレスに着替え、さらにドラマチックなメイクアップにチェンジして「リック・オウエンス(RICK OWENS)」2025-26年秋冬コレクションのショー会場に到着。

ローンが着用した同ブランドで人気の“プロング(prong)”のガンメタルのドレスは、オフショルダーと、ストレートなネックラインに胸元に入った深い三角形のカットアウトが特徴。近未来的な雰囲気のドレスに加え、引き続きドラァグクイーン風のメイクアップに、カーブさせたブラックのドットを眉毛の上と頬に添うように配置し、ホワイトのカラーコンタクトをつけてルックを完成させた。

「リック・オウエンス」2022年春夏コレクションに登場したこのドレスは、これまでケイティ・ペリー(Katy Perry)やカーディ・B(Cardi B)、ハイディ・クルム(Heidi Klum)、キム・カーダシアン(Kim Kardasian)など多くのセレブリティーが好んで着用している。

ローンは、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」と「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」のショーにも出席する予定だ。

チャペル・ローンは1998年生まれ、米ミズーリ州出身の歌手。第67回グラミー賞で主要4部門含む6部門にノミネートされ、最優秀新人賞を受賞。3月13日に最新シングル「The Giver」をリリースする。

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