ファッション

【ユニクロ2025年春夏展示会:前編】バリエ豊富にデニムを提案、ブラトップの新デザインにも期待

デニムの勢いが戻ってきている。リモートワークの定着とともにジャージー素材に支持が集まっていたが、外出機会が増加するにつれデニムの需要が回復しているという。昨年は、デニムを中心にさまざまな素材感を用意する「ジーユー(GU)」の“バレルレッグパンツ”(2990円)も話題を呼んだ。同じファーストリテイリング傘下の「ユニクロ(UNIQLO)」も、2025年春夏はデニムアイテムに注力している。

ジーンズは、裾にかけ自然に広がるシルエットが特徴のドレープフレアワイドジーンズ(※写真5枚目)や、かなりゆったりとしたワイドテーパードジーンズなど、シルエットで新鮮さを生み出している。1月10日発売の「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボコレクション「ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン(UNIQLO AND JW ANDERSON)」で最も動きが良いのも、“ストレートジーンズ”(3990円)(※写真2枚目)とPR担当。デニムアイテム同士を掛け合わせた、春らしいさわやかなスタイリングを提案する。

ラウンジウエアやブラトップで猛暑を乗り越える

夏向けの商品は、開放感のあるワンピースやリネン混のハーフパンツなど着心地を追求したアイテムが多い。中でも、ストライプのラウンジウエア(※写真3枚目)は、リラックスしたシーンでの着用はもちろん、外着としても着られるようなデザインにこだわっており、「SNS上の話題が追い風となり、発売当初から良い動きを見せている」という。24年秋冬から「ユニクロ」全体のクリエイティブ・ディレクターに就いたクレア・ワイト・ケラーのお気に入りは、ブルーのギンガムチェックのワンピーススタイル(※写真1枚目)。バッグを含め、全身を同じトーンでそろえたスタイリングがポイントだ。

「昨夏、海外を中心にホルダーネックタイプが非常に良く売れた」(PR担当)というブラトップ(※写真7枚目)は、25年夏シーズンに向けて背中が大きく開いたデザイン(※写真9、10枚目)が仲間入り。涼しげなコーデをかなえるアイテムとして、売れ行きに期待をかける。

GU x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。