「無印良品」は1月17〜26日、チョコレートにフォーカスしたブランド初の体験型ポップアップイベント「みつける、たのしむ、チョコレート展」を東京・表参道で開催している。開店1時間前から整理券を事前配布し、入場料は500円だ。
同イベントには「無印良品」の店頭で販売しているチョコレート34種類が大集結し、体験コンテンツや限定の「ライム発酵のカカオを生かしたチョコレートアイス」を提供する。一足先に会場を訪れた記者が体験リポートを“チョコ”っと(笑)お届けする。
オリジナルチョコボックスを制作
まずは2階に上がり、カード選びからスタート。壁面に「まいにちを彩る」「自分をほめよう」などのキーワードが書かれた5種類のカードパックがずらっと並んでおり、今の気分にあったものを選ぶ。
カードパックを開けると、中には「がんばった日のチョコ」や「旅気分に誘われるチョコ」などのキーワードが書かれた3枚の「シーンカード」が入っている。そこに書かれているキーワードに合うチョコを隣のブースで探して見つけて「チョコカード」を引く。
3枚の「シーンカード」と、3枚の「チョコカード」がそろったら1階のカウンターに持って行き、オリジナルのチョコレートボックスを制作してもらう。普段袋に入っているお菓子がショーケースに並んでおり、スタッフが丁寧に袋詰めしてくれる。まるで本格的なチョコレート屋さんのようだ。
体験をした後は、ライム発酵チョコレートを使用したアイスクリームの試食もできる。今後店舗で販売を予定しているが、現在はこのイベントでしか味わえないフレーバーだ。チョコの濃厚な味わいながらもほのかに感じるライムの苦みと酸味でさっぱりといただける。寒い時期の提供だが、店内は暖かいためぺろりと食べられた。
体験は15分ほどで、満足度も高い。今回のイベントの狙いについて関根千晶 良品計画 食品部 菓子担当カテゴリマネージャーは「現在、『無印良品』で取り扱っているチョコレートは約40種類。口当たりの軽い食感のチョコやコーヒーと相性の良い濃厚なチョコ、原産地や製法にこだわったライム発酵のチョコなど、さまざまなラインナップの商品がそろっている。この豊富さを訴求したかったのはもちろん、普段選ばないチョコレートとの新たな出合いを体験してほしかった」と述べる。
チョコレートの人気も上昇中
「無印良品」の食品カテゴリーでカレーとバウムが人気だが、チョコレートも負けていない。5年前に販売をスタートした「カカオトリュフシリーズ」をきっかけに人気が上昇し、現在はフリーズドライされたフルーツとチョコを掛け合わせた「フルーツチョコシリーズ」なども好評だという。これからバレンタイン商戦が本格化することもあり、よりチョコレートカテゴリーは盛り上がりを見せるだろう。
◾️「みつける、たのしむ、チョコレート展」
開催期間:1月17〜26日
会場:ゼロベース 表参道
所在地:東京都港区北青山3-5-22
営業時間:11:00〜18:00(17日のみ15:00〜18:00)
入場料:500円