ファッション

「ルイ・ヴィトン」、ジャック・キャヴァリエが香水の原料植物についてまとめた書籍を発売

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メゾンのインハウス・マスター・パフューマーのジャック・キャヴァリエ・ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)が手掛けた書籍「パフューム アトラス(A Perfume Atlas)」を発表した。フランス国内の一部店舗で2月2日(現地時間)に発売する予定。発行元はテームズ・アンド・ハドソン(THAMES & HUDSON)で、価格は160ユーロ(約2万5000円)。また同日、原料から抽出した香料入りの小瓶45本と書籍を収めた“パフューム アトラス・エクスクルーシブセット”を5000ユーロ(約79万円)で発売する。国外は4月2日から販売する予定。

リミテッドエディションとなる同書籍は、キャヴァリエ=インハウス・マスター・パフューマーが約3年をかけて香水の香料となる植物についてまとめたもの。著者としてジャーナリストのライオネル・パイユ(Lionel Pailles)、イラストレーターのオーロール・ドゥ・ラ・モリネリ(Aurore de la Morinerie)、写真家のセバスチャン・ザネラ(Sebastien Zanella)と共に制作した。380ページにおよぶ本には、キーライム、ベチバー、ウードなどの香料植物について書かれている。キャヴァリエ=マスター・パフューマーは、これらの植物が詩的なビジョンをもたらし、メゾンのクリエーションに助けになっていると考えている。今回のプロジェクト開始時のインスピレーション源について、「原料への愛、自然を讃えること。そして素晴らしい素材を与えてくれる自然に感謝することだ」と述べた。

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