サステナビリティ

ユニチカトレーディングが廃材を使った「フレグランス」 若手社員が考案

素材大手のユニチカの繊維子会社ユニチカトレーディングはこのほど、サーキュラーエコノミーを推進するプロジェクト「モリビト(MORIBITO)」で、ドライフラワーブランド「謳花(おうか)」とコラボレーションを行う。ユニチカトレーディングが廃材などを提供し、ドライフラワーのディフューザー「いちりんフレグランス」(1万2000円)として販売する。同製品は「謳花」を運営するソウアンのECサイトで販売する。

「モリビト」は、ユニチカトレーディングの若手社員を中心に、社外のクリエイターと協働してサーキュラーエコノミーを推進するプロジェクト。今回は、通常の花材に加え、廃棄花材や流通に乗らない剪定ゴミなど、さまざまな種類の花弁や環境の異なる花弁を寄せ集め、紡ぐようにして一輪の花にする「謳花」ブランドのアイテムで、ブーケの包装紙や緩衝材として、ユニチカトレーディングの廃材を提供する。「謳花」オリジナルのハンドメイドフラワーを、アロマオイルの受け口に活用、ディフューザーとして使用できる。「謳花」は、ドライフラワーを用いた空間装飾やインテリア、雑貨などを制作している。

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