ファッション
連載 今週の学生に読んでほしい記事3選 第11回

「マックイーン」サラ・バートン退任の衝撃、「モス越」って何だ?

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この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事から学生に読んでほしいものを厳選し、記者のコメント付きで紹介するものだ。今回は「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」を率いるサラ・バートン(Sarah Burton)=クリエイティブ・ディレクターの退任をはじめ、「ブランパン(BLANCPAIN)」×「スウォッチ(SWATCH)」の時計発売、「モス越」のオープン秘話の3つの記事を掘り下げる。ニュースの読み方を知るとともに、面接やビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

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【記事1】
「アレキサンダー・マックイーン」のサラ・バートンが退任
勤続26年でキャサリン妃のウエディングドレスも制作

ケリング(KERING)は9月11日、傘下ブランド「アレキサンダー・マックイーン」を率いるサラ・バートン=クリエイティブ・ディレクターの退任を発表した。今月30日にパリ・ファッション・ウイークで披露する2024年春夏ウィメンズ・コレクションが最後のコレクションになる。(全文はこちら

【記者の解説】

サラ・バートンは、学生時代にインターンからスタートし、キャリアの全てを「アレキサンダー・マックイーン」で過ごしてきた。創業デザイナーのリー・アレキサンダー・マックイーンを右腕として支え、彼の急逝後はクリエイティブ・ディレクターを継承。在任期間13年というのは短期間での交代が相次ぐ近年ではかなり長く、シャープなテーラリングや力強い女性像、ダークな世界観といった創業者の美学に忠実でありながらも柔らかさを加えたコレクションで、ブランドを今に導いてきた彼女の功績は大きい。追って発表される後任は、もうリーを直接知る人物でないことはほぼ確実だろう。となると、ブランドが今後どのような方向に向かっていくのか気になるところ。だが、まずは9月末に披露されるサラのラストコレクションを楽しみにしたい。(藪野淳/欧州通信員)

【記事2】
「ブランパン」×「スウォッチ」の時計
6万500円で9月9日に発売

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