ファッション

「タロウ ホリウチ」はアーティスト、パナマレンコの空への憧れをナチュラルとメタリックな素材で表現

 ブランドスタート5年目の「タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)」は、ヴァーサス トーキョーで初のショーを発表した。1970年代のアポロ計画時代にアントワープで活動したアーティスト、パナマレンコに着想を得た。彼が手作業で作る飛べないUFOや宇宙船などのオブジェが持つ、フューチャリスティック×手作り感という相反する要素を表現した。

 コレクションは、全身ホワイトのコーディネートからスタートしメタリック、鮮やかなレッドやイエローを差し込むグラデーションで構成。シャツ地に化繊をボンディングし、さらにパンチングを施したメッシュのワンピースや、シワ感とシルバーの光沢感を併せ持つノーカラーのジャケット、シルクシフォンにシャリ感のあるサマーニットのロングワンピースを重ねるなど、自然と科学的な要素を生地や色みのミックスで提案した。デザイナーの堀内太郎が90年代の学生時代から憧れだったというスケートシング(SKATE THING)が制作した宇宙と植物をモチーフにしたグラフィックをのせたアイテムも登場。

 ベルクロ付きのワッペンを組み合わせてカスタマイズするバックブランド「ニューニュー」とコラボレーションしたハンドバッグや、サングラスブランド「ブランク」とのアイウエア、毎シーズン発表しているシューズブランド「パトリック」とのスリッポンなど、アクセサリーもほぼすべてオリジナルだ。ショーで発表するために「今季は見せることも意識し、見せる服と着る服のギリギリの境目を考えた。今後もショーを継続することは、今のところ考えていない」と堀内。アーティーなコレクションを発表した。

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