ファッション

「アトリエ ヴェルサーチ」2014-15年秋冬オートクチュール・コレクション “アンドロジナス”なクチュールという新提案

 7月6日、2014-15年秋冬オートクチュール・コレクションがスタートした。初日を飾った「アトリエ ヴェルサーチ(ATELIER VERSACE)」ではドナテラ・ヴェルサーチの新しいクチュールへの挑戦に大きな拍手が起こった。

 紫のベルベットのランウェイが施された会場で、ファーストルックに登場したのは、ネイビーのセットアップ。胸元と背中が大きく開いた短めの丈のトップスと、深いスリットの入ったタイトなロングスカート。肩のラインは丸みを帯び少し大きめだ。ウエスト部分は、コルセットが透けて見える。続いて登場したのは、細いビニールを幾重にも巻き付けて形作られた、前の大きく開いた紫のペタルスカート。トップスは片手のみが長袖のアシンメトリーでグラデーションが美しく、体にフィットしている。このアシンメトリーがポイントで、片方のお尻が見えるほどスリットが深く入っている、または片方のウエストが透けているドレスなど、アシンメトリーな生地で覆われている部分の肌をあえてあらわにすることで、得意とするセクシーなスタイルを上品にクチュールに取り入れた。片足だけパンツが施されたタイトドレスは、深いスリットが入っているのに極めてマニッシュ。アンドロジナスなクチュールという斬新な提案だ。ラストはレオタードのようなトップスに、シルクやレザーを巻き付けただけのようなイヴニングドレス。自在に動く躍動感のあるドレスも新鮮だ。

 「『アトリエ ヴェルサーチ』は本物のクチュールを提案するメゾン。生地の一部をはぎ取ったり、再構築したりすることで、クチュールをモダンに進化させたかった」とドナテラ。

最新号紹介

WWD JAPAN

デジタルコマース特集2020 コロナで変わったもの/残すべきもの

「WWDジャパン」10月26日号は、デジタルコマース特集です。コロナ禍でデジタルシフトが加速し、多くの企業やブランドがさまざまなデジタル施策に注力していますが、帰るべきものと残すべきものの選別など、課題が多いのが現状です。今年はそんな各社の課題解決の糸口を探りました。巻頭では、デジタルストアをオープンしたことで話題の「シロ(SHIRO)」の福永敬弘=専務取締役やメディアECの先駆け的存在「北欧、暮…

詳細/購入はこちら