ファッション

「ERL」のイーライ・ラッセル・リネッツが「ピッティ」ゲストデザイナーに

 イタリア・フィレンツェのメンズ見本市ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)は、6月13日~16日に開催するで第104回のゲストデザイナーに、「ERL」を手掛けるイーライ・ラッセル・リネッツ(Eli Russell Linnetz)を招待する。

 リネッツはカリフォルニア出身で、6月14日にファッションショー形式で「ERL」2024年春夏コレクションを発表するほか、ファッションやデザイン、ライフスタイルをクロスオーバーさせたプロジェクトも実施する。

 ピッティのコミュニケーション&イベントディレクターを務めるラポ・チャンキ(Lapo Cianchi)は、「文化やジェンダーへの言及を意識した折衷主義、ビジネスセンスと自由な創造性を融合させる才能、古今東西のアメリカン・クリシェの独創的かつ皮肉や不遜な姿勢による再解釈。これらは、私たちがイーライ・ラッセル・リネッツのプロフィールを見て興味を持ち、彼をフィレンツェに招きたいと思った要素だ。イーライは、カリフォルニアの太陽のような躍動感溢れる世界を創り上げている」とコメント。

 リネッツは「私より先にこの道を歩いた長い英雄のリストに加わることに大きな興奮を覚えている。巨人の列に加わるためにカリフォルニアの波が空高く舞い上がり、フローレンスに砕け散る。ルネッサンスとマジック発祥の地――美しいものは、何もないところから生まれる。旅の続きは、魔法のメガネで覗いてみてほしい」と独特な表現で喜びを語った。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。