ファッション

「ミズノ」新作ランシューズは短距離スパイク着想の独自ソール

 「ミズノ(MIZUNO)」は、新作ランニングシューズ“ウエーブ リベリオン プロ(WAVE REBELLION PRO)”を発売した。シューズは“いかに早く走るか”をテーマに開発し、サブ2.5(フルマラソン2時間30分)を目指すエリートランナーがターゲットだ。価格は2万2000円(税込、以下同)。

 同シューズ最大の特徴は、フォアフット(前足部接地)走法に特化して開発したソールだ。短距離スパイクにヒントを得て、あらかじめ前足部で接地しやすい角度に設定したほか、かかとの落ち込みを抑えるよう中足部に大きく厚みを持たせた。また着地時の衝撃を推進力に変化させるため、シューズ内部にはカーボン入りのナイロンプレートを波状に埋め込んでいる。

 ミッドソールは、優れた反発力を持つ独自素材“ミズノエナジー(MIZUNO ENERGY)”を2層に分けて使用した。上部には、より軽く柔らかな素材“ミズノエナジー ライトプラス”を、下部にはクッション性が高い“ミズノエナジー ライト”を採用した。プレートが生み出す推進力を足に伝えつつ、確かなクッション性と安定性をもたらす。

 カーボンプレート入りの厚底シューズは多くのメーカーが販売している。しかし、ソールの形状がここまでユニークなものは他にない。青井俊輔グローバルフットウエアプロダクト本部 パフォーマンスランニング企画課 課長は、「このシューズは、ランニングシューズの常識にとらわれず、フラットにアイデアを出すことから始まった。一度履けば、違いが分かる」と語る。同作のほか、サブ3.0向けの“ウエーブ リベリオン フラッシュ(WAVE REBELLION FLASH)”(1万7600円)、サブ3.5向けの“ウエーブ リベリオン ソニック(WAVE REBELLION SONIC)”(1万3750円)も販売。1年間でシリーズ累計国内4万足、グローバル13万足の販売を目指す。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。