ファッション

「ミズノ」の奇抜な“あのシューズ”が使いやすいデザインに 社員の有志チームが開発

 「ミズノ(MIZUNO)」は、高反発のソール素材“ミズノ エナジー(MIZUNO ENERZY)”を使ったウオーキングシューズ“ザ ミズノエナジー ウルトラ ライト(THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT)”を発表した。現在、プラットフォーム「マクアケ」で予約を受け付け中だ。価格はメニューによって異なり、税込9900〜1万2100円。2023年2月に配送予定。

 同シューズは、「競技パフォーマンス向上のために開発された“ミズノエナジー”を、日常にも生かせないか」と考えた素材開発の社員を中心に、社内の有志プロジェクトとして製品化した。シューズやバッグの開発担当者からライフスタイル部門のマーケティングチームまで、部署を横断したメンバーが集結し、「日常に“弾み”をつける」をテーマに開発を進めた。

 ベースとなったのは、2020年7月に“ミズノ エナジー”のコンセプトモデルとして登場した“ザ ミズノ エナジー”だ。反発力を視覚的に表現するため、無数のボールを詰め込んだような奇抜なデザインにした同シューズを、着用シーンを選ばないミニマルなルックスにアップデートした。ソールは21.5ミリの薄底設計に変更しながら、柔らかで弾むような履き心地を継続している。アッパーには“ウエーブネオ”の素材をベースにしたエンジニアードニットを採用。履き口には伸縮性の高いニットを使い、足が触れる裏面は縫い目を極力おさえて、着脱のしやすさと高いフィット感、履き心地の良さを備える。旅先などでも使って欲しいとの思いから、持ち運び専用のシューズバッグも付く。

 開発チームのメンバーは、「歩くのが楽しくて、一駅分つい歩きたくなるようなシューズ。より多くの人に“ミズノ エナジー”の実力を体感してほしい」と話す。8月30日まで、ミズノ トウキョウとミズノ オオサカ茶屋町でシューズの試着も可能だ。

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