長く、そして過酷になった日本の夏は、もはや一部の対策では乗り切れない。暑さ対策はアウターやインナーといったウエアにとどまらず、日焼け止めや汗ふきシート、クールシャンプー、日傘、さらには寝具やハンディファンまで、身につけるものから生活空間へと広がっている。本特集では、こうした多層化する製品群を「サマーテック」と定義し、今夏注目のアイテムを一挙に紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年4月27日&5月4日合併号からの抜粋です)
名古屋発、次世代テックウエアの大本命
「ペルチェウエア」、ノーブレーキで爆速拡大
ファン付きウエアを超える、酷暑対策ウエアとして彗星のごとく登場し急拡大しているのが、名古屋に本社を置くリブレが開発した「ペルチェウエア」だ。
「ペルチェ」とは、電流を流すと片面が冷え、もう片面が熱を持つペルチェ素子を活用したデバイスのこと。もともとは電子機器やポータブル冷蔵庫などに使用されていた。「ペルチェ」の最大の特徴は、電流の流し方で冷却も発熱も両方に対応でき、かつ発動までの時間が短いこと。スイッチを入れれば5秒ほどでペルチェデバイスが冷却/発熱する。
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