ファッション

ユニクロの12月度売上高は16.9%増 “ヒートテック”極暖、カシミヤセーターなど値上げ商品が好調

 国内ユニクロの2022年12月度売上高(既存店ベース)は、前年同月比16.9%増だった。前年12月が同11.1%減と苦戦していたという与件もあるが、客数は同1.8%増ながら客単価が同14.8%増と大きく伸び、売り上げを押し上げた。今秋冬は値上げが焦点となっているが、値上げと同時に機能性やデザインをアップデートした商品が支持されている。

 11月は高気温で冬物の動きが鈍く、同3.8%減だった。12月は気温低下とともに“ヒートテック”インナーやシームレスダウン、ハイブリッドダウン、ウォームパデッドジャケット、ニット類が動いた。3年ぶりの行動制限のない年末年始で、外出着を購入する動きが目立った。「“ヒートテック”の極暖やカシミヤセーターなど、値上げした商品が支持されている。お客さまは(値上げを)気にされていない」と広報担当者。

 しまむらの「ファッションセンターしまむら」12月度(11月21日〜12月20日で集計)は3.9%増、ユナイテッドアローズ12月度は同3.5%増だった。

 良品計画の「無印良品」、アダストリアは6日に12月度売上高を発表する。

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