ファッション

余剰糸や生地をタグに再生 「プリスティン」が2030年までに廃棄ゼロを目指す

 オーガニックコットンの原綿の輸入などを行うアバンティ(AVANTI)は、自社ブランド「プリスティン(PRISTINE)」の全商品タグに、再生木綿紙のリコットン(Re-Cotton)ペーパーを用いた“リコットンタグ”を4月から順次使用している。タグには、生地の生産地である工場名と地名を記載する。

 リコットンペーパーは、製造工程で余った糸や裁ち落としの生地から作ったもので、「プリスティン」が推進する取り組み“しあわせの循環(PRISTINE circulation)”のひとつ“リコットン・プロジェクト”から生まれた。同プロジェクトは、生産過程で出る糸や生地などから新たな製品を作るコットンの循環の仕組みで、2030年までに生地の廃棄ゼロを目指す。

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