ビューティ

ミランダ・カーが作る“心を満たす”スキンケア ポジティブでい続ける秘訣とは

 ミランダ・カー(Miranda Kerr)が手掛けるオーガニックスキンケアブランド「コーラ オーガニックス(KORA ORGANICS)」は、マッシュルームを配合したクレンジングオイル“ミルキーマッシュルームジェントルクレンジングオイル”(150mL、税込4320円)とターメリック入りのクリーム“ターメリックグローモイスチャーライザー”(50mL、税込6240円)を公式楽天ショップで発売した。

 クレンジングオイルは保湿力に優れ、肌をストレスから守るシルバーイヤーマッシュルームをキー成分として配合。そこに肌の状態を整える必須脂肪酸とエイジングケア成分が豊富のババスオイルや肌を滑らかで柔らかくするアップルシードオイル、余分な汚れや皮脂を取り除くひまわり油を加え、優しく肌をケアする。クリームは高い保湿力を誇るローズヒップオイルやマラクージャオイルなどのほか、ブライトニング成分としてターメリックやリコリス、ノニをリポソーム化して配合。肌を乾燥から守りながら滑らかに整える。レフィルも用意し、環境にも配慮している。どちらもコスモス認証を得たオーガニック処方だ。そんな新製品やブランドに対する思いをミランダ・カーに聞いた。

WWD:新作のこだわりは?

ミランダ・カー(以下、ミランダ):私はクレンジングオイルはベタついたり、重たすぎるものが多い気がするのだけど、新作のクレンジングオイルはとにかく軽やかな使い心地でデイリー使いにピッタリ。シルバーイヤーマッシュルームは“天然のヒアルロン酸”と呼ばれているくらい水分保持能力に優れていて、配合することによってメイクや汚れをオフしながら水分ケアもできる。ローズやゼラニウム、バジルなども入れ、心安らぐ香りもポイント。

クリームは抗酸化力に優れたターメリックやブライトニング作用が期待できるリコリスをリポソーム化して配合している。そこにパッションフルーツオイルやローズヒップオイル、マラクージャオイルなど複数種類のオイルをブレンドしたリッチな保湿を届けるクリームよ。肌を保湿するのはもちろん、健やかなグロウ(艶)をもたらすわ。

WWD:効能はもちろん、心やマインドにも働きかけるように設計した。

ミランダ:不安を和らげるような香りを採用したのは、使うたびにリラクシングな体験を味わって欲しかったから。実際、心の絡みが解かれくような感じがするの。また私は幼い頃からウエルネスの観点からクリスタルやアロマセラピー、ポジティビティーのパワーを信じてきた。だからローズクオーツで製品を“浄化”していて、肌を洗うたびに不安も“洗い流し”、心までで浄化されるような体験を届けている。新作のクリームのパッケージはシトリン(黄水晶)をイメージしているが、シトリンは人生に明るさや希望、豊かさをもたらすとされているの。夫のオフィスにも巨大なシトリンの置物があるくらいよ(笑)。そしてラベルの裏には前向きなメッセージを表現する言葉を印字している。不安が多い今の時代、心の健康を軽視してはいけないわ。心を労ることは本当に大事。忙しい毎日の中でも手軽に取り入れられるように、スキンケアをリラックスタイムにしたらいいでしょう?だから製品は肌だけでなく心やマインドにも働きかける360度アプローチをとっている。

WWD:近年はクリーンビューティもトレンドだが、オーガニックにこだわる理由は?

ミランダ:ケインブリッジ大学の調査によると、オーガニック認証を得た原料はそうでないものに比べて抗酸化力が60%も高い。安心して使える安全な原料を用いたかったのはもちろん、オーガニック原料は効能にも優れていることから、全製品オーガニック認証にこだわっている。そしてクリーンビューティには基準や定義がないけれど、オーガニック製品は第三者による厳しい基準を満たさないと認証を得られない。原料だけでなくパッケージや製造の方法まで厳しくチェックされるし、毎年監査が入る。マーケティングのためだけでに安易に“クリーン”という言葉を使うのとは全然違うの。私は16歳のときに母親がガンを患い、それをきっかけに家の中にあった化粧品や洗剤など全て見直した。その際、効果的でありながら体にも優しい製品が本当に少なくて大変だった。だから高い効果効能があるオーガニック製品を広めたく、2009年に「コーラ オーガニックス」をスタートした。

WWD:マッシュルームやノニなど、ユニークな原材料を多く使っているが、新製品のアイデアはどのように思いつくのか。

ミランダ:日常生活だったり、生まれ育ったオーストラリアで目にしていた植物からヒントを得ることが多い。例えばビタミンCセラムはレモンやオレンジの果皮を配合しているが、もっとパワフルなビタミンCが欲しかった。特に妊娠してから肌の色素沈着や色むらが気になるようになるようになり、効果的な美容液を作りたかった。そうしたら母親が昔から飲んでいたカカドゥプラムジュースを思い出したの。カカドゥプラムはオーストラリア特有の植物で、ビタミンCを豊富に含む。そこで出来上がったセラムは世界で初めてオーガニック認証を得たもの。私は外側だけでなく内側から美しくなるインナービューティに気を使っていて、健康食品からひらめくことも。例えば最近はマッシュルーム入りのお茶やターメリックとレモンを入れたお茶がお気に入りで、そこからマッシュルームのクレンジングを思いついたの。

WWD:ミランダはウエルネスにも力を入れており、SNSでもポジティブなメッセージを発信している。コロナ禍でも前向きでいられる理由は。

ミランダ:私は感謝の気持ちを大切にしているわ。命があること、健康でいられること、家があること、家族や友達がいること。つい当たり前のように捉えがちだけれど、決して当たり前ではなく、恵まれているわ。メディテーション(瞑想)やヨガも日課で、心の中の混乱やもやもやをリセットしている。そのほか家の中に集めているクリスタルを太陽の光で浄化することで、家の中や自分の中の悪いエネルギーを取り除いてくれるの。クリスタル製のマッサージツールもおすすめよ。アロマセラピーも大好きで、巨大なディフューザーに常にいろいろなエッセンシャルオイルを垂らしている。心身ともに健康でいることが大切で、そのためにいろいろ取り入れているわ。

最新号紹介

WWD JAPAN

注目高まる新50〜60代市場 “主役世代”の消費はこうつかめ!

「WWDJAPAN」5月10日号は、「注目の新50〜60代市場」特集です。日本女性の過半数が50歳以上となった今、50〜60代は消費の“主役”として存在感を増しています。子育て期などを経て、再び人生を“主役”として謳歌する世代でもあります。そんな50〜60代を「WWDJAPAN」は“主役世代”と命名し、このマーケットに刺さるビジネスを取材しました。3人の“主役世代”女性による座談会のほか、シニアに…

詳細/購入はこちら