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阪急うめだ本店の化粧品売り場が進化 ライブ配信スペースを確保しオン・オフで売り場の臨場感を伝える

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 阪急うめだ本店の化粧品売り場のOMO施策が顧客を引きつけ、売り上げ拡大に貢献している。2〜3月の商況は前年同期をクリア。藤尾瑞子・阪急阪神百貨店 阪急うめだ本店 ビューティー営業統括部 化粧品商品部マーチャンダイザーは「昨年が緊急事態宣言下で休業もあったことから当然の結果」と語るものの、スキンケアやメイクアップは新製品が概ね好調だったことに加え、フレグランスやディフューザー、ヘアケア関連などのライフスタイルカテゴリーが前年同期比1.5〜2倍となった。

 eコマースの売上高は同2倍と伸長。「シャネル」のフレグランスのバーチャルストアを立ち上げたり、「シセイドウ」や「クレ・ド・ポー ボーテ」のライブコマースを行ったりしたことが奏功した。売り場の美容スタッフやメイクアップアーティストが登場することで親近感を与えeコマースでの新客も増えた。店頭でのタッチアップが難しい状況が続く中で、商品の使用方法やハウツーなどはユーチューブやIGTVでの発信を徹底しているという。

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